引き寄せワーク・メソッド

自己否定が強い、自愛ができない、なれない、許可できない人に効果的なワーク

引き寄せの法則では、内面が外に投影される形で現れます。

・自分を愛すれば、世界から愛される(理想の状態が現象化する)
・自分を丸ごと肯定していれば、自分を肯定するような現実が現れる
・既に叶っている状態になれれば、その状態が現象化する

そのためにアファメーションや、紙に書いたり、自愛、なる、といったことを行うんですね。

ですが、自己否定をしてきた人には、自愛がうまくできない、叶った状態になる、許可することができない、一時的にできても取り下げてしまう状態にあります。

自己否定をなくすためには

自愛など自分を肯定するワークを行う
自己否定を作った過去の体験の記憶や思い込みを処置する(クレンジング)
他人からたくさん肯定されたり成功体験を積む

などがあります。

自愛はできるとすごく効果がありますが、自己否定が強いとどうしてもできないという人がいます。

人はどうしても自分が愛されているかどうかの判断として他人からの愛情表現を求めてしまうので、他人から認めてもらえない自分を愛することができなかったり、自分で自分を愛するなんてバカバカしく虚しく感じてしまい、無意識レベルまで入らなかったりします。

なので、本当はいつでも他人から丸ごと肯定してもらえると良いのですが、常に他人からの無条件で愛され肯定してもらうという体験はなかなかできないと思います。

自分を肯定して無条件で愛する → 他人が無条件で肯定してくれて愛してくれる

という順番なので、自己否定が強いと余計に他人から肯定されるという現象が起こりにくいからです。

そこで、自愛と他人からの愛情表現を受けることの中間のワークを行います。

愛されワーク

愛されワークとはイメージの中で自分の大好きな人から無条件で愛されるイメージングをすることです。

効果としては、自己肯定、ありのままの自分を認められる、好きになる、愛することができる、願望成就や幸せや愛されることを許可できる、自愛効果などがあります。

愛されワークを行っていると、自然と自愛をしている状態にもなるので、自己否定が強く、自愛ができないという人にとても効果的なワークです。

実際に好きな人から愛情表現をされると満たされて幸せな気持ちになるのは、好きな人から愛情表現をされたことで自愛ができるからなんですね。

「好きな人から愛されている自分は素晴らしい価値がある存在なのだ」と自分を認められるから満たされて幸せな気持ちになるんです。

つまり、自分の愛で満たされているんですね。自分の愛でしか自分を満たすことはできないんですね。

好きな人から愛されることをイメージワークの中で行います。

イメージの中で好きな人に愛される → 自然と自分を愛することができる、自己肯定ができる → 現実の他人から愛される、願望が現実化する

愛されワークのやり方

自分が大好きな人を1人選んでください。その好きな人は、実際に自分が好きな人や、好きな芸能人などでかまいません。

架空の理想の人物でも、人によってはアニメやゲームの2次元キャラクターでも構いません。

感情が入りやすいので、恋愛対象として好きという人がよいです。

対象人物の気に入っている画像や写真、笑顔や優しく微笑んでいるような表情の写真や画像があるとイメージしやすいです。

その画像を頻繁に見るなどして、優しく微笑んでいる顔をいつでもイメージできるようにしてください。実際に画像や写真を見ながらやってもかまいません。

無いという人は画像はなくても構いません。それでも、できるだけその人が側にいることをアリアリと実感できるようにしてください。やっていくうちにできるようになってきます。

相手があなたの名前をどのように呼ぶか、あなたが相手の名前をどのように呼ぶかを決めます。

実名でもあだ名でもかまいません。

あなたがそう呼ばれたい、そう呼びたいと思うような呼び方を選んでください。

横になったり椅子に座ってリラックスして、イメージの中で、あなたの全て、存在そのもの、容姿、性格、考え方、特性、資質、趣味趣向、行動の全部を、それでいいよ、大好きだよ、愛してるよと肯定してもらいます。

特にあなたが嬉しいと感じる部分、自信がない部分、ネガティブに感じる部分を肯定してもらうのがよいです。

「○○ちゃん大好きだよ、心から愛してる、△△(あなたのコンプレックスや自信がない部分)なところも好きだよ」

といったように、あなたが心から言ってもらいたい言葉を言ってもらっているところをイメージします。

最初は心まで響かないかもしれませんが、何度もやっているとだんだんリアルに感じられ、心の奥まで入ってきて嬉しくなりジーンと幸せで満たされた気持ちになってきます。

自己否定、自己嫌悪、いじけた気持ち、不安や辛い気持ちなどが湧いてきたらイメージの中でその対象の人物から優しく微笑みながらねぎらってもらいましょう。

「でも自分は○○だから…」

「そういうところがあっていいんだよ、そういうところも好きだよ」と、言ってもらうイメージをします。

不安でたまらなければ

「ずっと側にいるよ、不安かもしれないけど、僕がついているから大丈夫だよ」

といったようにあなたが不安な時に言ってもらいたい言葉を言ってもらいます。常識的にこの人は言わないだろうとか関係なく、制限を付けずにあなたが心から言ってもらいたい台詞をチョイスすることが大切です。

泣いても怒っても、人に嫉妬したり批判的な気持ちになっても、ネガティブになっても、それも全肯定してもらいます。

愚痴や不満や悩みなども聞いてもらいましょう。もちろん全てに共感してくれて全肯定してもらいます。

自分の自信がないところ、ダメだと感じる部分、といったことのほか、あなたが我慢していること、してはいけない、と抵抗を感じていることなども積極的に肯定してもらいましょう。

例えば、甘えてはいけない、泣いてはいけない、怠けてはいけない、わがままではいけない、がんばらなければいけないなど。

「がんばらなくてもいいの?」

「無理にがんばらなくてもいいし、がんばってなくてもあなたは魅力的だし、価値は変わらないよ」などと肯定してもらいます。

最初は抵抗が出てくるという人も多いと思います。

がんばっていないとダメになる、人から怠け者だと思われる、
がんばっていないと不安だ、がんばらないことに対する罪悪感

このような気持ちがでてきたら、その気持ちも肯定してもらいます。

「がんばっていないと不安な気持ちになってしまうのも分かるし、そう思ってしまうのも仕方ない、そう思ってもいいんだよ」「そう感じてしまうあなたでも好きだよ」というように肯定をしてもらいます。

がんばらなければいけない
がんばらなければ人として価値がない
自分は何も価値がない人間だからがんばっていないといけない

といった信念を持ってしまっていたりするので、そのような信念を溶かすようなことを、助言をしてもらってもいいです。

「無理したり、焦ってまでがんばる必要はないよ」「余裕を持って自分のペースでいいよ、それでもうまくいくから」
「無理してがんばるんじゃなく、好きなことに夢中になる、楽しみながら好奇心でやるというのはどう?」

無理に諭そうとせず、あなたが抵抗なく受け入れられる範囲で、あくまであなたが本当はそうしたい、そうなったらいいなと思っていることを言ってもらいます。

本当は、無理にがんばるんじゃなく、好きなことを楽しみたい、と思っているならばそれを言ってもらいます。

自分に禁止している、自分を罰しているような信念も、共感や肯定してもらって溶かしていきましょう。

自分を罰したり禁止している信念がなくなってくると、自己肯定が進みます。

寝る前に愛されワークをおこなって気持ちよく眠りに付くと良いでしょう。

普段の日常生活の中でも常に好きな人が見守ってくれて、肯定的な言葉をかけてくれるところをイメージしてみましょう。

日常の生活の中で、仕事をしてる時も、勉強してる時も、家事をしてるときも常に見守ってくれて応援してくれてる、常に肯定してくれている存在を感じましょう。

節目節目で、がんばってるね、いい感じだね、と言ってもらっているように感じてみましょう。

できたことは思いっきり褒めてもらいます。

できなかったことも、「それも仕方ない、でもこれだけできたのは素晴らしいよ」などとあなたがしっくりくるような形で肯定してもらいます。

イメージの中の相手から感謝をしてもらう

イメージの中の好きな人から、「あなたが存在していること自体がとても嬉しい、あなたが存在してることに感謝している、ありがとう」といったことを言ってもらったりします。

ありのままのあなたが好きで仕方なくて、あなたの側にいられることがとても嬉しくて、あなたが存在していることに感謝せずにはいられない、その気持ちを伝えてもらってるようにイメージします。

これはあなたがあなた自身に感じてほしいことでもあるのです。自愛ですね。

"大好きな人の大好きな人であるあなた"をあなた自身も好きになる

あなたの大好きな人が、ありのままのあなたでいい、そんなあなたが好き、と言ってるのですから、好きな人の好きな人であるあなた自身に、あなたもそのような気持ちを感じてみましょう。

大好きな人から「私はあなたのありのままが好きなんだから、あなたもありのままのあなたを好きになってね」と言ってもらったりします。

イメージの中のあなたの好きな人が、あなたが大好きで愛情を感じているように、あなたもあなた自身に愛情や大好きという気持ち感じてみましょう。

あぶり出し現象

自己否定が強い人は、あぶり出し現象が起こることもあります。

自己否定の感情が表面にでてきて不安定になったり、自分が今まで持っていた自己否定の信念が現実化して、自己否定を感じるような出来事が起こることがあります。

実際に他人から否定されたりするような出来事が起こるかもしれません。

でも安心してください。それも効果が出ている証拠で、今まで内面に溜め込んでいたものが解消されようとして表に出てきているだけです。

抵抗が出てネガティブな気持ちに支配されて、一時的にこのワークができなくなることもあるでしょう。

効果なんてない、元に戻ってしまった、やっぱり自分はダメ、変わることなんてできないんだ、と思ったりワークを止めてしまわずに、今までの自分の内面に持っていた自己否定の感情が表に上がってきているだけなんだ、これは単なる残像であり解消されていく過程なんだと言うように淡々と受け流すようにしてください。

自愛、自己肯定が進んでくると、今までより落ち込んだり否定的な気持ちになっている時間が短く浅く済むと思います。

今までだったら他人から否定されたら、ものすごく落ち込んで1週間以上とか嫌な気持ちになってこの世の終わりのような絶望的な気持ちになっていたのが、落ち込んで嫌な気持ちになったけど次の日になったらケロッとしている自分に気づいたりするでしょう。

一時的に嫌な気持ちになるけど、浅かったり、すぐに立ち直るのは、効果が出ている証拠なのです。

潜在意識には現状維持のメカニズムがありますから、これまでの自分に戻されそうになることもあります。
ワークをやるのが面倒になったり、それまで自分が持っていたネガティブな信念と同調するような情報が書いてあるインターネットの記事やニュース等が無性に見たくなったりすることもあります。

できるだけ意識的にそういった情報を遮断したりすることも大切です。

続けているとネガティブになることが少なくなり、やがて普段の何もない時でも、満たされて、穏やかな幸福感や海上や安心感にに包まれるようになってきます。

自然と自分の心願が叶うこと、幸せになること、愛されることを許可できている状態になってきます。

幸せなで満たされたあなたが、そんな自分に本当に叶えたい状態を意図してみましょう。引き寄せが起こりやすくなります。

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