引き寄せで嫌な人がいなくなる、嫌な人を変える方法を解説

人から嫌われたり意地悪をされることが多い
なぜか嫌な人や変な人ばかり寄ってくる
人から繰り返し嫌なことをされる
周囲に嫌いな人が多い

このようなことには原因があります。

よく「○○な人とは関わるな、すぐに逃げなさい」という教えがありますが、一時避難として有効ですが、嫌な人を呼び寄せてしまう原因が解消されないので、分かっていても離れられない、嫌な人から目を付けられやすい、また似たような嫌な人と縁が出来てしまいます。

嫌な人を呼び寄せている原因を解消することで

・嫌な人が嫌なことをしてこなくなった
・嫌な人が寄ってくることがなくなった
・嫌いな人の事が気にならなくなった
・嫌な人が去っていった
・嫌な同僚が会社を辞めたり転勤になった
・自分から嫌な人がいる環境から離れられるようになった
・いい人や素敵な人と縁ができるようになった
・いい人や素敵な人ばかりの環境に行くことができた
・人から認められて大切にされていると感じることが多くなった

これらのことを体験をしている人が多く、僕自身も体験しています。

なぜあなたに変な人や嫌な人ばかり寄ってくるのか？

なぜ、あなたの周りに嫌な人ばかり寄ってくるのでしょうか？

それは、あなたの潜在意識の中に「嫌な人や嫌なことをされるという現実を呼び寄せなさい」という命令になるような信じ込みがあるからです。

人間の脳には強く意識したことや、信じて受け入れたことを引き寄せる働きがあります。

これをすぐに簡単に実感できる実験があります。目を閉じて何か色、例えば赤、赤、赤と10回くらい心のなかで唱えてください。目を開けるとそれまで意識していなかった周囲にある赤色のものがくっきり飛び込んできたと思います。

オリンピックの金メダリストが、金メダルを取った場面や完璧な演技をしている場面を実際の練習と同じくらい真剣にイメージトレーニングをするのも、脳が信じて受け入れたことを呼び寄せるということが立証されているからです。

では、「嫌な人や嫌なことをされるという現実を呼び寄せなさい」という命令になってしまう無意識の信じ込みとはどんなものでしょうか。

自分には価値がない
自分はダメな人間だ
自分は嫌われている
○○な自分は嫌い
自分は虐げられて当然だ
あいつは本当に嫌な奴だ
世の中嫌な奴ばかりだ
どうして嫌なことをするの！？（○○さんはいつも嫌なことをしてきます）

このような信じ込みです。

例えば「自分には価値がない」という信じ込みが潜在意識に入ってしまっていると、自分は価値がないと感じるような現実を引き寄せなさいという命令になってしまいます。

「自分には価値がない」と信じていれば、無意識にミスや失敗や他人を不快にさせる言動をしてしまい、嫌われないように自分を作ったり言いなりになったり、自信がなくビクビクオドオドして、価値がない人の波動やオーラが出てしまいます。

性格の悪い人が寄ってきて目を付けられ、なんかむかつくな、いじめてやれと価値がない人として扱われてしまいます。

そして「あいつは本当に嫌な奴だな」と思うと「○○さんは嫌な人です」と信じていることになるので、ミラーニューロンで相手に伝わってますます相手は嫌なことをしてくるようになります。

あなたの潜在意識に入ってしまっている嫌な人や嫌なことをされるという現実を引き寄せてる原因となっている信じ込みを特定して解消することで自然と嫌な人は寄ってこなくなります。

僕の嫌な人を消した体験談

僕は以前「普段は普通の人なのに何かの拍子に突然ブチ切れて怒鳴りだす歳の離れた年上の男性」を度々引き寄せていました。

なぜだろうと過去を振り返ってみると、父親がまさにそのような性格だったのです。

小学校の頃、よくわからない理由で突然怒鳴られることが度々あり、いつ怒鳴られるかと毎日怯えて過ごしていたのを覚えています。そして、そんな父親のことが嫌いで憎んでいて、会話もありませんでした。

実家を出て一人暮らしをしてからは父親のことは気にならなくなっていましたが、無意識下の父親に対する否定的な信念や感情はそのままになっていました。

それにより否定的な感情や怒りや苦しみが湧いてくることが多く、人生がうまくいきませんでした。

ワークを行い、父親に対する否定的な信じこみや恐怖心、嫌いな気持ちや恨みの気持ちなどを解放して、父親のことを許すことができました。そして「自分はダメな人間だ（だから父親に怒鳴られたのだ）」「価値のない愛されてない不必要な人間だ」「自分を表現すると怒られる」みたいな自己否定も解消しました。

そしたらそういう人を引き寄せることはなくなり、父親の性格も穏やかになって普通に話すようになりました。自己否定もかなり解消され、劣等感による苦しみもなくなりました。

嫌な人を遠ざける人に変化するワーク

嫌な人を呼び寄せている信じ込みを洗い出す

まずは自分が潜在意識の中に持ってしまっている嫌な人を引き寄せてしまう原因となっている信じ込みを洗い出します。

次の質問に答えてください

質問１．あなたが悩まされている嫌な人とは誰ですか？

質問２．その人のどんなところや何をされるのが嫌ですか？

質問３．嫌な人から嫌なことをされる自分自身をどのように思いますか？

質問４．過去にも似たような人と縁ができたり、嫌なことをされた体験はありますか？
あるという人はいつどんな体験をしたのかを書き出してください。

質問５．あなたが自分自身の嫌いなところ、劣等感を感じていること、認めたくない部分を書き出してください。

質問６．あなたの両親は嫌な人や嫌なことをしてくる人と似た特徴はありましたか？
あるという人はそれがどのようなことかを書き出してください。

質問７．あなたは嫌いな人に対して、こうすべき、こうしてほしい、やめてほしいというような思い思っていますか？持っているという人は 具体的に書き出してください。

このような嫌な人を引き寄せてしまう信じ込みは後ほど心理ワークを用いて解消します。

嫌な人に対する感情を吐き出す

今まで嫌なことをされて我慢してきたことにより潜在意識に溜め込んでいた思いや感情を吐き出します。

紙と鉛筆を用意してください。
嫌な人に対して言いたいこと、怒り、文句、恨みつらみ、罵倒、嫌なことをされている自分自身に対して感じていること、などを出てくるままに書き出してください。

今までずっと無意識の中に抑圧していたものを吐き出すという作業なのでどんなに汚い言葉でも構いませんので本音で書き出してください。

「○○！お前は本当に本当に嫌な奴だな、人間として最低なクズだ、お前のような奴は○ね」といった汚い言葉でも構いません。

感情が出てくるままどんどん書き出し、感情が治まってきて意欲がなくなってきたら終了してください。

ここに書き出したことで先ほどの質問の答えに該当するような内容が出てきたらそこに書き加えてください。

嫌な人を呼び寄せている信じ込めを認めて受け入れる

先ほどの質問に答えた回答と、感情を吐き出した紙を見ながら
「なるほど、自分は今まで このように思っていたのか。だから今まで自分で嫌な人を呼び寄せてしまっていたのか」とつぶやいて、認めて受け入れて自覚してみてください。

良し悪しなどの判断せずにただ淡々と受け入れてください。

そうすると今までは握りしめていて自分が持っていることすら気づかなかったのでなかなか手放すことができなかったのですが認めて受け入れることで手放しやすくなります。

嫌な人を引き寄せている信じ込みを消去、書き換えるワーク

先ほどの質問に答えた内容から、繰り返しあなたが繰り返し嫌な人や嫌なことをされるという現実を引き寄せてしまっていた原因となっている信念が洗い出されたと思います。

今度はその潜在意識の信念を消去して、別の信念に書き換えてしまいます。

これらの信念は過去の体験に意味づけをしたことで持ってしまったものです。

先ほどの僕の「何かの拍子に突然ブチ切れる年上の男性を度々引き寄せていた」というケースだと

体験の記憶
小学生の時に父親から突然怒鳴られた

記憶に対する意味付け
父親（年上の男性）は突然怒鳴る怖い人
自分は価値がない、ダメな人間（だから怒鳴られたのだ）

想起される感情
恐怖、劣等感

このように記憶に対して意味づけ（信じ込み）がされたまま潜在意識に入ったままになっていると、思い出すと苦痛が湧いてきたり、人や状況を避けたり、似たような体験を繰り返し引き寄せてしまいます。

心理ワークを用いて記憶にアプローチして信念を解消してしまいます。

記憶の内容の変更
記憶に対する意味付けの変更
体験から気づきや学びを得て昇華させる
記憶そのものを無力化する

といったことをすることで信念が外れたり別の内容に書き換わります。

幸い人間の脳は実際に体験したかどうか、事実であるか、根拠があるかどうかは判断せず信じて自分が信じて受け入れたことが脳にとっての事実となります。

信じ込みを消去したり変えれば、嫌な人を呼び寄せていた原因が潜在意識からなくなるのでそのような現実を引き寄せることがなくなります。

過去の記憶と信じ込みを解消するワークのやり方はこちらの記事を参考に実践してください。

普段嫌な人に対する不快な感情が湧いてくる時は

嫌な人から嫌なことをされた時や、思い出して嫌な感情や不快な感情が湧いてくる場合はその度に、こちらのセドナメソッドでその場で手放してしまいましょう。

素敵な人から愛されて大切にされる自分になる方法

嫌な人嫌な人を引き寄せていた信念を解消したら、今度は素敵な人、気の合う人、あなたを認めて大切にしてくれる人を引き寄せたり、人から好かれたり愛されたり認めたり受け入れられるという現実を引き寄せなさいという命令を潜在意識に入れて行きます。

他人から認められて愛されて大切にされるような現実を引き寄せる信念とは、自己肯定の信念です。

そのままで自分は価値がある人間だ
そのままで自分は魅力的だ
自分は愛されている
欠点も含めて認めて受け入れている状態
そのままの自分を好きで愛している状態
自分を大切にしている状態
どんな自分でも受け入れてそのままでいいと思える状態

引き寄せの法則が働いてその通りの現実が引き寄せられます。

自分のこういうところは認めるけどここは認めない
作った自分は好きだけど本当の自分は好きじゃない
○○がない自分には価値がない

条件付きの信念は、条件付きの現実を引き寄せ、それにより別の苦痛を呼び寄せます。

例えば、
高学歴の自分には価値がある、そうじゃない自分には価値がない
お金持ちの自分には価値がある、そうじゃない自分には価値がない

このような条件付きの信念を持っていると、 学歴やお金目当てで寄ってくる人やその部分だけを評価してくれる人が集まってきます。

学歴、お金にしがみつきそれが無くなったら自分は自分から人が離れていってしまうという不安
学歴、お金があるから人が寄ってきているだけで本当の自分は愛されていない、と満たされない
どうせお金目当てなんだろ、と人が信じられない

という苦痛に苛まれることになります。
だからそういった条件付きではなく、無条件でそのままの自分は価値がある、自分は愛されている、という信念に置き換えるのです。

ありのままの自分に対する自己肯定感を養うためのワークはこちらの記事を参考に実践してください。

嫌な人を消滅させる裏技

嫌な人や苦手な人に悩まされているけど、すぐに離れることができないと言う人のために人に嫌な人を消滅させてしまう裏技を紹介します。

そんなことできるわけないだろうと感じる人もいると思いますので、できそうだという人だけ行ってください。

それは

・嫌な人の幸せを願う
・嫌な人に感謝する
・「○○さんはいい人だ」と唱える

ということです。これをやることで潜在意識の中にある嫌な人を呼び寄せている信念や波動を浄化することができるからです。

○○さんは嫌な人です
○○さんのことが嫌いです
○○さんは自分に嫌なことをしてきます
私は嫌なことをされて当然の人間です
私は被害者です

人から嫌なことをされると、このような信じ込みを持ってしまうので、波長が合ったり相手に伝わって余計に嫌なことされたり、つきまとってくるという現実を引き寄せてしまうのです。

だから信念を浄化し、波動、波長を変えてしまいます。

感情をこめなくても口先だけで良いので繰り返し唱えてください。

○○さんに幸せなことが起こりますように
○○さんの人生がますます素晴らしいものになりますように
○○さんはとてもいい人です
○○さんに感謝します、ありがとうございます

嫌な人の幸せを願うなんて、虫唾が走るような不快な感情が湧いてくると思いますがそれでもかまわないので繰り返し唱えてください。

自分に対して嫌な事や不快な言動してこなくなった
嫌な上司や同僚が急に退職することになった
嫌な上司や同僚が転勤になったり配置換えになった
嫌な近所の人が引っ越していった

という体験談も多い効果的、かつ即効性のある方法です。

もう1５年くらい前ですが、先ほどの体験談で書いた嫌いだった父親に対してもこれをやりました。

父を思い浮かべながら「ありがとう」と感謝の言葉を繰り返し唱えました。最初は凄い抵抗感で虫酸が走る感じでしたがそれでも繰り返し唱え続けました。

２～３時間唱えていたところ、それまでは父は短期で突然怒鳴り、無口で全く会話をしない酷い父親だと思っていたのですが、小さい頃の父親に対しての良い記憶ばかりが蘇ってきて

遊園地や博物館に連れて行ってもらった記憶、悪いことをして母親に叱られて泣いていた時にかばってくれた記憶など、良い記憶が次々に蘇ってきて良い面もたくさんあったのだと感じるようになりました。

そして心から父親を許すことができ感謝の気持ちが湧いてきました。

それから父親の性格は穏やかになり、それまでは会話が全くなかったのですが普通に話すようになりました。

嫌な人から気づきや学びを得ると役割を終えて去っていく

引き寄せの法則の観点から見ると、嫌な人は自分の中にある信念を知らせているという見方もできます。

何かの目的があって嫌な人を呼び寄せていたのだということに気づくことで、嫌な人はその役割を終えて去って行きます。

例えば自分の場合は父親が嫌いで、父親は真面目な仕事人間であんな風になりたくないと反発していました。

自分は本当は自由に好きなことをして生きたいと気づくことができました。父の事で苦しんだことで、心のことや引き寄せの法則などに出会い、お金を引き寄せて自由に生きることができるようになりました。

嫌な人から嫌なことをされるという体験には、あなたが成長したり、やりたいことなりたいものに気づくものがあったりします。

「自分はダメで価値がない人間だ」という信念があることが嫌な人を引き寄せ、そんな信念は捨てて「自分の価値に気づきなさい」と気づかせようと気づかせようとしてるのかもしれません。

会社の嫌な上司は、本当は独立したいことに気づくために促しているのかもしれません。

嫌な上司のように嫌味を言ったりみんなの前で叱ったりすると部下から嫌われて信頼をなくすのだということを学んで、人の上に立つ人になろうとしているのかもしれません。

潜在意識が教えてくれる何かのサインに気づいてそれを実行することで、嫌な人の役割はなくなるので嫌なことをしてこなくなったりどこかに去って行ってしまいます。