引き寄せ能力の開発法

書籍に書いてない引き寄せの法則で願望が叶わない理由

何年も潜在意識や引き寄せの法則を活用してるのに、一向に願望がかなわない、願ったことに対して小さい事しか叶わないという人がかなりいます。

書籍等では、心から信じ込めていない(叶った状態になりきれていない)、願望と矛盾する信念(メンタルブロック)を持っている、本気で望んでいない、波動が低い、自分を愛せていない、という結論になっています。

もちろんそういったことで叶わないケースもありますが、それだけでは説明が付かないことが多く、いろいろ研究したり調べたところ、もっと元根本的に違うところに原因があると考えました。

願ったことがあっさり叶う人と、何年もやってるのに現実がピクリとも動かないという人がいるのは不思議でした。

それでいろいろ調べたところいきついたのが、個人個人の潜在意識の引き寄せ能力の開き具合の差です。

潜在意識の引き寄せ能力はセーブされた状態にある

書籍には、潜在意識は願望の大小の区別をつけずどんな事でも引き寄せると書いてありますが、それは物理の法則や時間や空間の制限がない次元での話です。

私たちが住んでいる次元は、 3次元世界なので、どうしても物理の法則や時間や空間といった制限や影響を受けてしまいます。

重いものを動かすのにはより大きなエネルギーが必要になるように、大きな願望ほど大きなエネルギーが必要になるのは当然のことです。

100円を引き寄せるより1兆円を引き寄せる方が、1人のファンを作るより100万人のファンを作る方が大きなエネルギーが必要になります。

潜在意識が願望の大小や区別をつけないというのであれば、どちらも等しく同じ労力や時間で引き寄せることが可能なはずです。

未経験の40代の人が来期オリンピックで金メダルを取る
肉体のまま空を飛ぶ

といった、どんなに完璧に信じても物理的に不可能なことはあります。

誰もがそんなことができたら、世界がなりたたなくなってしまうので、引き寄せ能力はセーブされた状態にあります。

潜在意識の引き寄せの能力は、筋肉のようなものです。

筋力が強ければ重いものを持ち上げられますが、弱いければ軽いものしか持ち上げられないと思います。

人間の筋力は、普段は本来持っている力に比てかなりセーブされた状態にあります。

人間は、本来一般人でも車1台を持持ち上げるくらいの筋力を持ってると言われていますが、そんなことをすると体が壊れてしまうので、セーブされた状態にあります。

引き寄せ能力も完全に使えたら世界がおかしなことになってしまうので、本来持っている能力よりもセーブされた状態にあります。

火事場の馬鹿力と言われる、車を持ち上げて下敷きになった家族を助けたりした例がありますが、これは極限状態で一時的に潜在能力が発揮されたからです。

引き寄せでも、よく体験談に追い詰められた時、もう後がないという心理状態になった時に、大きな引き寄せが起こったというのがありますが、それは追い詰められたことで一時的に潜在意識の能力が解放されたからと言えるでしょう。

しかし、これを狙って起こすのは困難です。

筋力や他の能力にも個人差があるように、潜在意識の開き具合にも個人差があり、より開いている人は大きな願望を容易に引き寄せることが可能です。

正しく実践して潜在意識にインプットできているのに一向に願望が叶わない人は、筋力が弱いのに一生懸命重いものを持ち上げようとしている状態です。

引き寄せ能力の開き具合が小さいとどのようなことが起こるか

・願ったことの引き寄せが起こらない(引き寄せ能力が弱いので起こせない)
・叶うまでにものすごく時間がかかる
・願ったものより小さいもの(100万円を望んだのに10万円など)が引き寄せられる
・望んだこととずれたものが惹き寄せられる

ずれたものというのは車を望んだら車の模型をもらったとか、そんな感じです。

潜在意識にとってはちゃんと命令どおり引き寄せを完了させているんです。

しかし、開き具合(力)が弱いため、完成品がオーダーと比べて小さなもの、ずれたものになってしまうのです。

引き寄せの力はジャンルごとに開き具合に個人差がある

私たちは、個人個人で性格や素質や体質、得意なことなどが違うように、引き寄せの能力もジャンルごとに個人ごとに差があります。

ロールプレイングゲームのキャラクターは、戦闘力、体力、魔法の能力、知力、素早さなどのパラメーターがあって、そのパラメータによって個性が違います。

引き寄せ能力の開き具合も、総合的な引き寄せ力のほかに、ジャンルごとに引き寄せ能力の開き具合に個人差があります。開き具合の差も人の個性を作ってるんですね。

お金の引き寄せは得意だけど、恋愛の引き寄せはさっぱりと言う人もいれば、その逆の人もいますし、いろいろなジャンルの願望がオールマイティーに引き寄せられるという人もいます。

数学が得意、スポーツが得意、芸術が得意というように、個人個人で能力や得意なことが違うのと一緒です。

潜在意識の法則を全く知らない、信じない人で、大した能力もあるわけでもなく、人間性も低いのに、大出世したり、多くの人から人気や支持や大きな財産を得て大威張りのような人もいますが、その様な人は生まれつき総合的な引き寄せの力が高い人です。

何かの才能があるとか、天才とか得意と言う人もジャンルごとの引き寄せの力が関係している部分もあります。

例えば、芸術関連のパラメーターが高い(芸術関連の引き寄せ能力が開いている人)は、同じような練習をしても、人と比べてレベルの高い作品を作ることができます。

ですが、それと売れる、人気が出るというのはまた別問題です。

潜在能力の開き具合が

芸術:10
人気:2

だとしましょう。

芸術が高くても、人気のパラメーターが低いと、努力してレベルの高い作品を作っても、世間から認められないで終わってしまったりします。

歌手などでも、技術的に歌が上手く優れてるのになぜか心に響かない、技術的にはそうでもないのに心に響く、というのはこの辺の潜在能力の開き具合が関係していたりします。美人で歌が上手くて努力家なのに、なんか上手いだけでつまらないとか言われて売れない、みたいなことになってしまったりします。

恋愛で容姿が良くても、異性と縁がない、好みじゃない人ばかりに好かれる、不幸な恋愛ばかりしてしまう、容姿のみが目当ての人ばかり寄って来る、良い縁ができないという人は、メンタルブロックがあるということの他に、恋愛のパラメーターの低さに一要因があると考えます。

お金、恋愛、芸術といったジャンルごとの引き寄せ能力は、同じ人でも、年齢や時期によって上がったり下がったり(開いたり閉じたり)することもあります。

恋愛で人によってモテ期というのがありますが、恋愛の引き寄せパラメーターが一時的に上がっている状態だと考えます。おそらく、子孫を残すためにパートナーを引き寄せようとする本能的なところからきてるのではないかと思います。

失恋をして傷ついたりすると恋愛の引き寄せ能力が下がってしまうことがあります。

トラウマや強い苦痛やストレスを感じることがあると、引き寄せ能力が閉じてしまうこともあります。

潜在意識の引き寄せ能力は開発して開くことができる

潜在意識の引き寄せ能力は筋肉と一緒だと述べましたが、同様にトレーニングして開くことが可能です。

重いものを持ち上げようと思ったら、筋力が弱いままでがんばるのではなく、まず筋力を鍛えればいいんですね。

個人差があったり、得手不得手がありますが、訓練をすればそれぞれのペースで伸ばすことができ、より困難な願望の引き寄せが可能になってきます。

僕は最初、ちゃんと願望をインプットしてメンタルブロックを外しても、なかなか引き寄せが起こらないので、おかしいと思ってこのことに気づいて、引き寄せ能力自体を開発したため、当時の自分にとって大きな願望を叶えることができました。

具体的な引き寄せ能力の開発方法は、別の記事で紹介していきたいと思います。

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