「あなたの願望が叶った状態は既にある」と言われても
“既にある”の意味がわからない
目の前にないのに“既にある”ということがどういうことかわからない
“既にある”の意味は分かるけど"ある"と認定できない
という人向けに、"既にある"について解説したいと思います。
“既にある”を理解して腑に落ちた形になっておくと、既に叶っているのだと潜在意識に入りやすくなるので引き寄せが起こりやすくなると思います。
目次
“既にある”とはどういうことかを理解しよう
あなたがテレビで4チャンネルの番組を見ていたとします。6や8など他のチャンネルの番組は見えませんが、放送はしています。映像として見えていなくても存在はしています。これが”既にある”ということです。
あなたが今恋人がいなくて一人だったとしても、素敵な恋人と幸せな恋愛をしているあなたは既に存在しています。
あなたが今お金がなかったとしても、 大金持ちになっているあなたも既に存在しています。
ただ、3次元世界の物理的な現象としてあなたの目の前に現れていない、チャンネルが合ってないので見えていない状態にあるということです。
見たい映像へのチャンネルの合わせ方は、"既にある"と認識する(そのチャンネルを見ていると認識する)、そのチャンネルを既に見ている人の内面になってしまう、波動を出すということです。
既にあると認定したままでいると、その世界が現実に映し出されます。
この3次元世界は、物理的、肉体的、時間、空間の制約があるので、見たい映像に周波数を合わせても瞬時に映像が切り替わるわけではありません。"既にある"と状態でいると、引き寄せの法則が働いて様々な時事象を経由して、気がついたら望んだチャンネルに周波数が合っているということが起こります。
自分は大阪に行くのだと決めたとしても、瞬時に大阪に行けるわけではありませんよね。
必ず大阪に行くまでの途中のコマを経由する必要があります。 なので現象化するまではその映像に行くまでの行動や時間が必要になります。
なので現象化するまで「既にある」を継続していなければなりません。
せっかく大阪に向けて動き始めても途中でまた大阪なんて行けるわけがないどうせ無理だとない世界を選んでしまうとまたそちらに戻ってしまいます。
“既にある”と認識しただけでは叶うわけではない
ただ願望が叶った状態は既にあると認識しただけでは事象として現象化するわけではありません。
例えばあなたが今東京にいて、大阪にあなたがいるという状態も既にある、確信的に行けることを知っていると思います。
しかし、いくら「今自分は大阪にいるのだ」と既にあるを適用しても、大阪に行こうという意思を持って動き出さないと大阪に行くことはできないと思います。
既にあるとを認識してるのに現実が全く動かないという人は
そこに行くのだという意思がない
行くことを許可できてない
行くのが無理だ、困難だと思っている
何かの抵抗や矛盾する信じ込みがある
行くのが不安、怖い
行ったら何か不都合なことが起こるのではないか
自分には自信がない
といった信じ込みがあることになります。
自分が叶えたい願望に対して何か抵抗感や不安などがないかをチェックしてそのような信じ込みはメンタルブロックを解消するワークで解消してしまいましょう。
"ない"状態から"ある"と認定していないか注意
"既にある"で、効果が出ない原因の一つとして、"ない"という前提から"既にあるのだ"と自分に言い聞せているというものがあります。
自分は恋人がいない信じているから、「私には恋人がいる」と言い聞かせている
孤独が嫌だから恋人がいると宣言している(信念:私は孤独です)
愛されたいから恋人がいると宣言している(信念:私は愛されていません)
潜在意識は前提、信じていること、つまり"ない状態"を現象化します。
ないという前提から"既にある"と言い聞かせるのではなく、現象化していなくても"既にある"、だから"既にある"と認定しているのです。
現象化していなくても"既に恋人はいる"、既にいるのだから"既に恋人はいる(既にある)"と認定しているとういことです。既に恋人はいるのですから孤独でもないし、愛されているのです。
既にあるのだからそれを欲しいと思わないですし、もうすでにあるのだから満たされた状態にあるはずです。
そうなってないということは「ない」を適用しているということです。
この場合はクレンジングや自愛ワークなどを行って「私は孤独です」とか「私は愛されていません」という信じ込みを洗い出して解消しましょう。
“既にある”が適用できない、すぐに取り消してしまう人の対処法
「メソッドなんて”既にある”を適用すればいいんだよ、今すぐ願望が叶った自分になってしまってばいいんだよ」と言っても、「あるなんて信じられない」「現実にはないじゃないか」と適用できない人もいると思います。
既にある、なるを適用しようとしても多くの人が潜在意識に弾かれているか一瞬は適用できてもすぐに取り消してしまってると思います。
その場合はやはり、イメージング、アファメーション、自愛、クレンジングなどの中から自分に合ったメソッドを行なっていく必要が出てくると思います。
実はアファメーションなどをするのも、既にある、なるを繰り返ししつこく行なうことで、を繰り返しながら徐々に潜在意識に浸透させていく方法です。
既にある、なる → 取り消す → 既にある、なる → なれるかも → 既にある、なる
既にある、なるが適用できない人はアファメーションやイメージングなどのメソッドで徐々に既にある、なる状態になっていきましょう。