潜在意識には時間という概念がなく、過去だけでなく未来の出来事の記憶も存在しています。
未来もひとつだけでなく無数の未来が存在していてその記憶も持っています。
あなたが叶えたい未来の状態も存在していて、潜在意識はその未来の記憶も持っています。 潜在意識にその未来の状態をどうやって叶えたのか記憶を思い出してもらうことで自分の望む未来を現実化するための答えやヒントが得られます。
また、記憶を思い出してもらうことで潜在意識その未来に向けてオートで行動させてくれることもあります。
叶った状態になりきる、イメージするのは未来の記憶を思い出しているとも言えます。
オリンピックの選手が金メダルを取ったところをイメージするのは、金メダルをとった未来の記憶を思い出しているということでもあります。
炊飯器や瞬間湯沸かし器など今ある電化製品などを1000件以上発明した発明家の人は、完成した図面がパッと頭に浮かぶのだそうです。
すでにその発明品を開発された未来があって、図面の記憶を思い出したということですね。
未来はひとつだけではなく無数に存在し、潜在意識にあなたが叶えたい未来の記憶を思い出してもらうことで、どうやってあなたが望む未来に行くことができるのかということを教えてもらうことができます。
未来から回想するメソッドの実践手順
3年後、5年後、10年後など、あなたが叶えたい状態を全部叶えている未来を書き出してください。
どんな自分になっていて
どんな家に住んで、どんな生活をしているのか
どんな仕事をしていて年収はいくらくらいか
どんな趣味ややりたいことをしているか
どんな目標を達成しているか
周囲にはどのような人たちがいてどのような人間関係を築いているか
○○をしています、○○になりましたと現在進行形か過去形で書き出してください。
そして、叶えている自分から過去を思い出すように「これってどうやって叶えたんだっけ?」と叶えるまでの道のりを回想するようにイメージしてください。
叶えた自分からは既に知っている過去を思い出す感覚です。
もちろん漠然としていてかまいません。
すると、その場で何か具体的なアイデアやひらめきが出てくる場合もあれば、時間が経ってからふとした時にひらめいたり、夢に見たり、本、ネット、テレビなどで情報としてくる場合もあります。
潜在意識が働いてオートで無意識のうちにそれを叶えるための行動をさせてくれることもあります。
妨げている信念や足りないものを教えてくれることもあります。
自分には無理だという信念を持っていたら、それに気づかせるために嫌なことを引き寄せることもあります。
潜在意識は抽象的にヒントをくれたりするので起こることやひらめきなどは注意しておきましょう。
寝る前に潜在意識に問いかける
寝る前に先ほどの自分が数年後になっている状態を書き出した紙を見ながら、その生活をしている自分として感覚を味わいます。
「どうやって達成したのか思い出しておいて」と潜在意識に命令して眠りにつきます。
夢に見たり、朝起きた時に思いついたり、しばらくしてから日常のふとした時に思いついたり何かをひらめいたり思いついたりすることもあります。
夢だったり何か抽象的なすぐには分からないものとして出てきたりすることもあるのでそれをメモに取っておいてこれには何の意味があるのかということも考えることも必要な場合もありますので
例えば5年後に単行本が100万部売れた漫画家になっているだったら、どうやって100万部売れた漫画家になったのかという記憶を思い出すように潜在意識に命令をします。
そうするとふとしたときに面白い漫画のアイデアが浮かんだりと何かの返答があります。
何も動かない場合は、どうせ無理だ、ダメだ、叶った自分として生きる自信がない、叶ったら怖い、相応しくない、不幸になる、というようなメンタルブロックによる可能性が高いのでそちらを解消しましょう。