目次
「なりたい」「ほしい」と思うと叶わない理由
○○になりたい、○○が欲しい、○○をやりたい
このように思っていると、それが手に入らない状態が引き寄せられてしまうのはなぜでしょうか?
「○○がほしい」というのは「今は○○がありません」と信じている人が使う言葉だからです。
潜在意識は意識で思っていることではなく、無意識で信じて受け入れている本音の方を命令と受け取りそれを引き寄せるので、信じている通り「○○がありません」という状態を引き寄せなさいという命令になってしまうからです。
「なりたい」=「今はない」を理解、実感するには
「自分は幸せでない」と思っている人が「幸せになりたい」と言葉を発することに特に抵抗感は感じないと思います。
なぜかと言うと「今は幸せではない」という信じ込みと合致するからです。
しかし「自分は幸せでない」と思っている人が「今私はは幸せです」と言葉に発すると抵抗感や違和感のようなものを感じるはずです。「自分は幸せではない」と思っているのでそれと矛盾するからです。
逆に「今私は幸せだ」と思っている人が「幸せになりたい」と発することに違和感や抵抗感を感じると思います。
「既に私は今幸せだ」と思っているのですから「幸せになりたい」なんて思わないからです。
「今私は幸せだ」と思っている人が「今私は幸せです」と発言をすることに何の違和感も抵抗感もないと思います。
だから「幸せになりたい」=「今は幸せではない」となり、幸せでない状態が引き寄せられるということです。
手に入る「ほしい」と手に入らない「ほしい」がある
「○○がほしい」「○○になりたいと」思ったとしても、100%それを得ることができると確信している状態、つまり「既にある」状態から発していれば引き寄せは発動します。
例えば、水は100%手に入ると確信してる状態での「水が飲みたい」という思いでしたらすぐに引き寄せられます。
「それを手に入れるのは無理だ、だからそれが欲しい」という状態だと引き寄せは発動しません。
「○○になりたい」が引き寄せが発動しない状態になっていないかチェック
もしあなたが「○○が欲しい」「○○になりたい」と思っているのが、「ある(引き寄せが発動する状態)」からなのか、「ない(引き寄せが発動しない状態)」からなのかを簡単にチェックする方法があります。
「○○がほしい」「○○になりたい」と思うということは、現時点では現実としてまだそれを手にしていないはずです。
あなたが欲しいものや得たい状態を「○○が欲しい」「○○になりたい」と言ってみてください。
例えば
1億円がほしい
売れっ子漫画家になりたい
抵抗感を感じずに心から懇願するような気持ちが湧いてきたでしょうか。
それとも心がこもらずなんか抵抗感や違和感のようなものが湧いてきたでしょうか。
特に抵抗感を感じずに、心の底から「○○がほしい!」という懇願するような気持ちになったのであれば引き寄せが発動しない状態になってる可能性が高いです。既にそうなっていると思ったら欲しいという気持ちにならないからです。
次に「私は○○です」と断定口調で言ってください。
私は1億円を持っています
売れっ子漫画家です
そこで何か、違和感や抵抗感を感じたとしたら、今あなたが引き寄せが起こらない状態にから「ほしい」「なりたい」と懇願している状態になっているということです。
「私は○○です」だと抵抗感が出るのに「○○になりたい」だと抵抗感が出ないということは今あなたが○○がない、無理だ、自分には相応しくない、受け取ってはいけないと信じていることになります。
「なる」「既にある」の抵抗になっている信念を洗い出す
「私は○○です」と宣言をして抵抗感を感じる場合は、 その抵抗になっている信念が何なのかを洗い出します。
「私は○○です」と宣言した時に出てくる抵抗感が何なのかを明確にしてください。
どうせ無理、 難しいという気持ち、 不安や恐怖、
自分にはふさわしくない、それを得てはいけない
かなったら何か不都合なことが起こる、めんどくさいというような
と言ってよなことが出てきたら
なぜ無理だとかなぜ難しいと感じるのか
なぜ不安や恐怖を感じるのか
なぜ面倒なのか
なぜ自分にはふさわしくない、それを得てはいけないと感じるのか
なぜかなったら不都合だと感じるのか その不都合とはどういったことなのかを書き出してください。
自分には能力がない
魅力がない
人から批判される
叶った状態の人として生きる自信がない
これらは過去の体験により持ってしまった信じ込みです。
クレンジングメソッドでそれらの信じ込みを解消して別の信じ込みに書き換えてしまいましょう。
人間は過去の体験の記憶に対して何かネガティブな意味づけをするとそれが、 あなたの行動や引き寄せられる現実を制限するメンタルブロックとなります。
例えば、幼少期に親から「お前は本当にダメだな」と言われて、「自分はダメな人間だ」と信じてしまうと、自分はダメだからどうせ無理だと感じたり、潜在意識が無意識にダメな人間として振舞わせ失敗や挫折させたり、やる気がでない、他人からダメ人間扱いされるといった現実を引き寄せます。
親から「わがまま言っちゃいけません!」「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」と言われて「自分は好きなことをしてはいけない」「欲しいものは手に入らない、我慢しなければならない」と信じてしまうと、 欲しいものが手に入らないという現実を引き寄せてしまいます。
これはただ勝手に親が入ってるだけで絶対的な真実ではありませんよね。
しかしこのような信念を大人になっても解消せずに持ち続けているといくら意識では欲しいものを手に入れようとしても、 我慢しなければならないという葛藤が生まれたり
潜在意識が欲しいもの引き寄せることをシャットアウトしてしまいます。
このような自分の欲しいものや得たい状態を引き寄せることを妨げている信じ込みつまりメンタルブロックは解消してしまいましょう。
メンタルブロックを解除するワークはこちらの記事を参考にして実践してください。