引き寄せを実践する時に、方式がいくつかありますが、他の人がそれで引き寄せがうまくいったとしても自分には合わないという場合もあります。
引き寄せのやり方やメソッドの種類と合う人合わない人について解説します。
ゴリ押し系
ゴリ押し系は、とにかくアファメーションを何千回何万回とか一日中唱えていたり、とにかく物量で強引に潜在意識に植えつけるという方法です。
向いてるのは体育会系のように「絶対に何が何でも叶えてやる!!」「かなえなければ気が済まない!」「もう後がない」という場合など強い情熱と意志がある人には向いています。
突き動かす源泉は、劣等感やコンプレックスから来ている場合もあります。
僕は最初、劣等感から、絶対に見返してやる!という気持ちでゴリ押しアファをやっていました。
劣等感やコンプレックスがあったから絶対に這い上がってやる!絶対に絶対に叶えてやる!というものすごい強い意志と情熱があったのです。
劣等感からでなくても、願望に対しての強い情熱がないと続かないと思います。
メリットは、とても強い情熱があるために潜在意識を動かしやすいということです。だからゴリ押し系で大きなことが叶ったという体験談が多くあります。
デメリットは、劣等感やコンプレックスから叶えようとしているので、叶っても幸せになれなかったり、叶ったことでかえって不幸な気持ちを感じる事になったり虚しさを感じたり、叶っても反動で転落してしまったりという可能性もあるということです。
僕は最初このやり方でお金を中心に引き寄せましたが、幸せを感じられなかったり、罪悪感を感じたり、大金を散財して失ったりとデメリットもありました。
途中から軌道修正して、メンタルブロックを外したり、自愛をするなどしながら、燃料が最初は劣等感だったのをポジティブなものに変えました。
ゴリ押しができる人は、ある程度引き寄せたら、その情熱がどこから来ているのかを見直し、メンタルブロックを外す、自己肯定感を養う、自愛をするなどを修正しながらやることをお勧めします。
なる系
これは現実には願望が叶っていなくても、内面が既に叶った状態になってしまうということです。
「私は素敵な恋人がいてラブラブです。以上!終わり!」です。もうなった(既に恋人がいる)のですからメソッドとしてはそれ以上何もしません。
あなたは既に人間なのですから、人間になりたいと思ったり、人間であることを疑ったり、どうやったら人間になれるのか?と悩んだりしないと思います。それと全く一緒です。
売れっ子漫画家になるだとしたらなると宣言した瞬間に売れっ子漫画家になっているのです。顔洗うにしても食事をするにしてもお風呂に入るにしても売れっ子漫画家のあなたが食事をしているのです。当たり前すぎて意識すらしない状態です。
とにかくなると決めたらもうそうなっているのでそれでも一瞬で終わります。
もしその状態を潜在意識レベルでその状態を撤回せずに生活していると、現実が後追いしてくるという形で引き寄せられます。もちろん何かの行動が必要なことは無意識のうちに行動をとってしまいます。
なるは言うのは簡単ですが、実践は難易度がとても高いです。
僕は「なる」は全く向いてなくて、これで一度も叶ったことはありません。おそらく「なった」と宣言してもなれていなかったり、一瞬だけなってもすぐに撤回しているのだと思います。
いくら既に恋人がいる、などと宣言しても、現実を見てすぐに撤回してしまうので、コツを掴まないと難しいと思います。
なったと思ってもなれていなくて何も起こらずに時間だけが過ぎてしまいます。
ゴリ押しアファメーションは、この"なる"というのを四六時中やっているとも言えるでしょう。1000回、1万回と繰り返しているうちになったと洗脳、錯覚させるわけですね。
"なる"が出来ない人は、なりきる系を行うとよいでしょう。
なりきる系
なる系は、一度"なった"と宣言したらもうそれで終了でしたが、なりきる系はそれを意識的に、既に叶った人間になりきって日々の生活をするというものです。
既に叶った時の自分は何を感じ何を話してどんな行動をしているでしょうか。もちろん完全にそれをこなすことはできませんが、できるだけ自分の置かれている環境の範囲で叶った状態になりきって生活します。
お金持ちになりたいだったらお金持ちになりきって生活しましょう。だからといって高額な物を買ったりする必要はありません。お店に行って何か高級なものを見かけたら何これ安いなあちょっと買おうかなとかすでにお金を持ってるような感覚で過ごします。
恋人が欲しいだったらすでに自分は恋人ラブラブな恋人がいるんだとして生活します。デートプランを立てたり、プレゼントを探したり、今何してるかなあ、LINEでも送ってみようかなあ、などと考えたりしてみます。
売れっ子漫画家になりたいだったら、本屋に行って自分の本が平積みされているところを想像して結構売れてるなーって思ったり、サインや握手会の練習をしたり、印税がたくさん入ってきて税金の心配をしたりとか、次の連載はどんな漫画を書こうかなとか考えたり何かそういったことを楽しみながらやったりします。
"なりきる"は、そういったことをバカになって楽しめる人に向いています。
自愛・幸せになっておまかせ系
自愛とは、無条件で丸ごと自分を愛する(欠点だと思うことも全て受け入れる、全てokとする)ということです。
自分は世界の一部、自分=世界なので、丸ごと自分を愛してしまえば、丸ごと世界からも愛される、つまりあなたが心から望んでいる状態が引き寄せられるということです。
これは自愛をすることで願望が叶った状態の”波動”、愛に満たされた状態になることで、それを象徴する事象、つまりあなたが幸せで愛されていると感じる事象が引き寄せられるというものです。自分がなっている波動と同じものが引き寄せられるというメカニズムを利用したものです。
例えば、あなたが恋人が欲しいという願望があったとしたら、恋人がいたとしたら感じるであろう感情に浸ります。例えば愛、幸福感、喜び、安心感などですね。
「あ~幸せだなあ~♪」とその感情に浸って、今幸せであることを意識、実感します。
恋人がいなくても、「なんて自分は幸せなんだろう」という状態で毎日を幸せに楽しみながら過ごします。そうするとその波動と同種のもの、あなたにとって幸せの象徴である素敵な恋人ができるという現実が引き寄せられてくるというメカニズムです。
恋人がいない時からもう恋人がいて幸せで幸せに満たされているのですから、特に恋人が欲しいなんて気持ちが湧いてこない状態です。
恋人を得たいと思う目的である、幸せな状態が既に叶っているから、別にいてもいなくてもいいという感じです。
そこで、恋人がいないのはやだ!って思ってしまうと、「恋人がいないと幸せになれない」となってしまって、幸せの波動から外れてしまいます。
積み重ね方式
積み重ね方式は、小さな目標を設定して、叶ったら大きな願望にシフトしていくというものです。
僕は一番最初のゴリ押しとこの積み重ね方式を使って大きな願望を叶えてきました。
やはりいきなり大きな願望を設定してしまうとどうしても やっぱり無理だと思ってしまいがちです。
小さな願望を目標にして、叶ったら徐々に上げていきます。
お金だったら一番分かりやすいと思いますので例に挙げると、最初は自分の月収が20万円だったら、30万円とか50万円ぐらい目標にして達成したら月収100万円というようにステップアップしていきます。
小さな目標でも今まで自分ができなかったことをできる読点自信がつきます。一度できたことはまたできると潜在意識にも入りますから次のステップの目標が割と容易にかなったりします乗るそして気付くと最初からはとんでもないような大きな目標が引き寄せられたりしています。